コインは表と裏でべつの柄をしているが、
100円硬貨ならそれは100円という意味しかない。
カシとビギはそんなコインの表と裏のようなものだ。
”東方神起”というひとつのスペースに属しているが、違う顔を持っている。
違う顔を持っていても、その意味は”東方神起のファン”というだけしかない。
違う顔を持ちながら同じスペースにいるのだから、反目し合うこともある。
違う顔を持っていても同じスペースにいるのだから、仲良くやっていこうともする。
衝突と理解を永遠にくり返しながら、
望もうと望まなかろうとずっと同じスペースで生きていく。
カシとビギってそういうものだ。
某所での衝突もどうやら収束に向かっている模様。
今回もたまたま最初から見ていたので、どーなっていくのかとても興味深かったんだが
そろそろいつもの自浄作用が働いてきているみたい。
ああいうことが起こるとけっこういつもじっくり見るんだよね。
とてつもないパワーと雑多な考え、感情に触れることができるからおもしろくて。
大もめにもめても、ちゃんと収束していくってのもおもしろいしね。
あれって相互理解の原始的な方法なんじゃないか。
もちろん冷静さは持ち合わせてなければいけないが、
自分の考えを相手に伝え、わかってもらおうと言葉をつくすことは正しい。
言葉にしなければなにもわからないのだから。
言葉にしてもしても、わからないことはわからないだろう。
でもしないよりはずっといい。
努力はしたほうがいい。
ほんのすこしでも分かり合うことができたら、それはとても素晴らしいことだから。
こんな状況にいるのは世界中でもカシとビギだけだろう。
たぶんこんなスタイルで活動しているのは東方神起だけだと思うから。
東方神起も唯一無二ならカシとビギも唯一無二。
なんとまあ、複雑怪奇でユニークなことか。
”東方神起”のファンであるって、おもしろくてたまらないね。