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また読んでる 『十二国記』シリーズ

宮部みゆきと小野不由美の『十二国記』シリーズが
ワタシのヘビロ率NO.1。

きょうからまた『十二国記』シリーズの”風の万里 黎明の空”を読み出した。
シリーズのなかでもこれまたヘビロ率高。
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シリーズ各々は基本的には別々のお話ですが、
「陽子」の話が大きな流れとしてあります。

日本で平凡に暮らしていた陽子にある日迎えが来ます。
”麒麟”という生き物で、
陽子は「あちら側(十二国が存在する)」の世界で王になる身だというんですね。
なにがなにやらわからぬままに王になることを承諾してしまった陽子でしたが
「あちら側」の世界に向かう途中”麒麟”とはぐれてしまう。
なんとか「あちら側」の世界にたどり着くも
それからの日々は地獄のような、血にまみれた戦いの連続。
それを乗り越えて王になるまでを描いたのが”月の影 影の海”

”風の万里 黎明の空”はその続き。

王になるも、右も左もわからず、とまどい迷い、もどかしい日々を送る陽子。
もとの世界から「こちら側」に流されてきてしまった鈴。
暴君であった父王が討たれたために公主(王女)の身を剥奪され、
貧しい身分に落とされた祥瓊(しょうけい)。

この3人の少女が自分の「いま」を受け入れ、居場所を見出すまでのお話です。


ワタシがこのシリーズがスキなのは、
「そこに到るまでの過程」がちゃんと描かれているから。

人がなにかをわかり、それを受け入れることは簡単ではないでしょ?
そこにたどりつくまでには大変な思いをたくさんするでしょ?
それがちゃんと描かれているのです。

この作者は主人公たちをあっさり許したりはしません。
主人公たちはまさに辛酸をなめつくします。

そうやって自分の足で立つことを覚えた彼らをワタシは愛おしく思う。
だから何度でも何度でも読みたくなるのです。


『十二国』の存在する世界はだいたい中国をベースに描かれていると思います。
なので、どこかの国で映画化なんて話があってもおかしくないのになー。

と、淡い期待。
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by komilikeyou | 2007-03-26 23:45 | weblog